今年の世界選手権トライアルがいつもより面白いワケ Vol.1

Posted by ホッパーちゃん On 5月 - 25 - 2010

2010世界選手権トライアルが6月5/6日の日程でツインリンクもてぎにやってくる! 今年の日本グランプリは特に面白いという情報を元に我々DirtNP取材班(ひとり)が向かったのは……。

※オールクリーン=トライアルですべてのセクションを一度の減点もなく通過すること

■世界選手権トライアル日本グランプリを堪能する方法

 
西  巻 「……あるって言ったよね……僕、あるって言ったよね……(怒)」

ホッパー 「という訳で、今日はトライアル情報誌『超自然山通信』の西巻さんにお話を伺いに来ました〜」

西  巻 「みなさんこんにちは、『自・然・山・通・信』の西巻です」

ホッパー 「西巻さん、いよいよあと約一週間後に世界選手権トライアル日本グランプリの開催が迫ってきたわけですが、今の気持ちをまず誰に伝えたいですか?」

西  巻 「そうですね、まずは杉谷……じゃなくてホッパー君何しにきたの……」

ホッパー 「 実は今年の世界選手権トライアル日本グランプリが、例年にも増して面白いことになってるって耳にしたので、直接聞きにきました」

西  巻 「なるほど。ところでホッパー君はトライアル見たことあるの?」

ホッパー 「はい、あります。全日本も何回かあるし、もてぎの世界選手権も2回見てます!」

西  巻 「で、感想はどうでした?」

ホッパー 「分かってきたらこれ以上観戦向きのモータースポーツもないなー、と思いました」

西  巻 「 どういう点が?」

ホッパー 「とにかくこれだけライダーとお客さんの集中力がシンクロする2輪競技を見たことないですよ。良くトライアル観戦はゴルフ観戦に似てる、って言われるのを聞きますけど、ほんとライダーがいざセクションに入ると思わず息を詰めちゃいますもん

西  巻 「ふむふむ」

ホッパー 「 しかも今年はフジガス(藤波貴久)が第2戦のポルトガルで久しぶりに優勝して、調子良さそうとくればツインリンクもてぎでの活躍も超期待できるじゃないですかー」

西  巻 「 なんだ、それだけ分かってるなら僕がわざわざ教えることないじゃん」

ホッパー 「いやいやいや!  その上で今年はさらに面白くなる要素があるって聞いたからわざわざ来たんですよ!」

西  巻 「そっか。でも、どのくらい濃く楽しもうとするかで見方がだいぶ変わるからなぁ」

ホッパー 「特濃でお願いします」

西  巻 「オッケー。そういうことなら、初トライアル観戦の人でも思い切り楽しめる方法を教えましょう。そのかわり、これやると結構疲れるから覚悟してねグフフ……」

 

■1ラップ目と2ラップ目で観戦スタイルを変えよう

 
西  巻 「きっとトライアルを初めて見るってお客さんも多いと思うんだけど、せっかくツインリンクもてぎまで来るなら、『なんかバイクが岩とか登ってましたよー。凄かったー』って感想だけで終わっちゃうのはもったいないと常々思ってるのよね」

ホッパー 「確かにただブラブラ歩いて辿り着いたセクションでたまたまやってきた名前も知らないライダーのトライを見るだけでも迫力は十分ありますもんね」

西  巻 「うん。そういうのんびりした観戦方法を否定するつもりはないんだ。でも、もしチケット代分思いっきり堪能したいのなら、いろいろ知っておいた方がいいことがあるんだ」

ホッパー 「例えばなんでしょうか?」

西  巻 「本当に基本的なことなんだけど、まずはこのセクションマップを見てちょーだい」



ホッパー 「1から15番までのセクションが結構あちこちに散らばってるんですね……」

西  巻 「そう。これでも例年に比べると、お客さんが観戦しやすいようにとかなりコンパクトにした方なんだよ」

ホッパー 「あー、そういえばハローウッズのあたりから中に入ったとこにもセクションがあった気がする。とはいえ、これだけ広いとどこをどう見ればいいのか迷いそうですね」

西  巻 「ライダーたちはスタートすると1から15番までのセクションを順番に2ラップして減点数を競う。1ラップ目は、セクションの状態を確認したり、ライバルライダーたちの様子を見たりと牽制しながら周回するもんだから結構時間をかける。特定のライダーにくっついて観戦するのは割と簡単なんだよ」

ホッパー 「 ふむふむ」

西  巻 「ところが2ラップ目はまるで様子が変わってくる。下見にあまり時間をかけてるとタイムオーバーになるもんだから、次から次へとサクサクと進んでいっちゃう。これに人間が徒歩でついていくのはほとんど不可能に近いんじゃないかな

ホッパー 「なるほど。ということは観戦する側も1ラップ目と2ラップ目で観戦の方法を変えないといけないってことですね」

西  巻 「そーゆーこと。おすすめなのは1ラップ目は自分の好きなライダーについて周りながら観戦し、2ラップ目は1ラップ目で面白そうだと思ったセクション、または1ラップ目でも回りきれなかったセクションにどっかり座り込んで見るという方法かな。うまく間隔を開ければ2〜3セクションは見られるじゃないかなぁ」

ホッパー 「 どのセクションがどんな場所なのかはツインリンクもてぎのWebサイトで紹介してますね」

西  巻 「うん、2ラップ目はほんと自分が好きなところで見ればいいと思う。DirtNPの読者さんということを考えるなら、例えばエンデューロやってる人は急な山土ヒルクライムがたっぷり見れる『ダートトラックの森ゾーン(2・3・4・5)』、エクストリームに興味がある人なら人工物がメインの『中央エントランスゾーン(1・15)』 と好みで決めてもいいと思う」

ホッパー 「そういやダートトラックの森はどんどん斜面が削れていってエライことになってたなぁ」

西  巻 「あとは、ダートトラックの森ゾーンは他の4つのゾーンからちょっと離れてるから、1ラップ目はあえて捨てて、2ラップ目でしっかり見る、ってのもいいかも知れない」

ホッパー 「2日間行ける人は全部網羅できそうですね」

西  巻 「うん。例えばハローウッズの岩盤セクションなんかは道路上から遠巻きに見ることもできるし、頑張ってセクション沿いに登っていって選手の息づかいを感じられるポイントから見ることだってできる。自分なりにバリエーションを持たせる工夫が思いっきり楽しむ秘訣だと思うよ」

ホッパー 「その場で決めてもいいけど、ある程度どう周るか一緒に行く人とプランを練っておいた方が混乱しなくて済みそうですね」

西  巻 「うん。さて、話が前後しちゃったけど、今度は1ラップ目をどう見るかについて話そうか」

ホッパー 「え? そりゃ、フジガスにくっついて行くんじゃないんですか」

西  巻 「ホッホッホのホ、フジガスだけでいいのかい? ここで前大会の結果と、今年から適用される新ルールが重要になってくるんだ

ホッパー 「! そこに今年の世界選手権トライアルがいつもより面白い秘密が隠されてるんですね!」

西  巻 「そういうこと。それについてはまた明日ってことで」

ホッパー 「き、気になる……」

Vol.2に続く



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