DirtNPが行った「KTMプレス向けオフロードモデル試乗会」

Posted by ホッパーちゃん On 7月 - 17 - 2011

先週の木曜日に富士ケ嶺オフロードで開催されたKTMのプレス向けオフロードモデル試乗会「KTM PRESS EXPERIENCE」になぜかDirtNPも潜入してきました。媒体各社が招いた並み居るトップライダーの皆さんによるインプレッションやカッコ良い走りの写真などは、近々発売されるバイク雑誌などで読めるかと思いますのでそちらを楽しみに(現在発売中のFRMには2012モデルのすべてがわかるカタログ的付録がついてくるので絶対買い)。DirtNPチーム(hopper & senoo)も現地で合流したアニマルハウスの面子と一緒に完全週末ホビーライダー感覚で楽しませてもらいました。誰の参考になるのかいまいち不明ですが、とても素晴らしい体験だったので僕らなりの一般ユーザー目線でレポートを書かせていただきます。
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DirtNP senooのホビーライダーインプレッション

senooです。草レースの中級クラスで真ん中あたりをダラダラ走っているレベルのライダーのレポートですので、いろんなフィルターをかけて読んでください。絶対的に「速く」走ることは苦手としてますので「楽しく」走るという視点からお届けします。

SX モトクロッサーシリーズ

250SX-Fと350SX-Fに乗りました。まず先に乗った350SX-Fは想像していた通りの乗り味でした。250並に軽くて低中速トルクは450にひけをとらない。普段450ccのモトクロッサーをアクセル開度7割限定で乗ってる自分にとっては理想と思い描いていたマシンです。残念ながら僕の腕では450ccとの排気量差によるピークパワー云々はまったく分かりません…。回さないで楽して走る。トレール的といいますか。そういう怠けた乗り方をするライダー(僕)には最高のマシンでした。

続けて250SX-F。350に比べれば全体的にトルクが薄いので、きっちりまじめに走ってやらないといろいろつじつまが合わなくなります。350ならトルクでごまかして飛べてしまうジャンプも250なら基本通り操らないとショートする気がします。その反面、操ってる感は絶対にこっちの方が上です。レース中心に使うなら僕は250を選びますね。なにより10分のレースでも確実に後半タレてしまう体力なので、350のパワーだととっちらかってしまうのは目に見えてますし、やっぱり基本に忠実な走りを身につけて上手になりたいと思いますんで。

両車に装備されてるセルスターターですが、ぜひ全メーカー全車種に採用してもらいたいと思いました。このありがたみに較べれば少々の重量増くらいは喜んで受け入れさせていただきます!

EXC-F SIXDAYS エンデューロシリーズ

国内版はSIXDAYS仕様のみとなった250EXC-F、350EXC-F、500EXCすべて試乗しました。まずはデザインがかっこいいです。今回のフルモデルチェンジで骨格がスリムになった上、オレンジのフレームと白い外装がたまりません。走りのインプレッションはSXで書いたのと全く同じ理屈で、スピードさえ気にしなければ排気量が大きい方から順に楽ちんに走れます。僕の腕では500は高速移動を含めた林道ツーリングかふかふかのサンド専用。ファンライドには350がちょうどいいバランスなんですが、もし丸太越えや岩場の登りセクションありの長いレース出場を考えるなら、やはり少しでも軽くて体力的に優しい250を選ぶかなあと思います。

おまけで150XC

実は2ストに全く乗れない僕が、しかも朝一番で乗ったのが150XCでした。正直つらかった(悲しかった)です。もう一台の150XCに乗るライダーが「パアアァーン」っていう音を出しながらかっとんで行くのを横目で見ながら「ミィーン…ポコポコ」という回転が上がったり下がったりの情けない音を出しながら忙しくシフトチェンジを繰り返すばかりでした。ちゃんと走らせるには腕が足りなすぎました。ごめんなさい。他の人たちの評判はものすごくよかったので、きっと素晴らしい戦闘力を持っているはずです。

まとめ

ここ何年かはエンデューロといえば年に1~2回、河川敷コースにモトクロッサーを持ち込んでのんびり楽しむくらいだったので、エンデューロバイクとモトクロッサーのマシンの違いもあまり意識していませんでした。今回は両方のマシンをガレ、アップダウン、ジャンプとバリエーションのあるコースで乗り較べることができたので、あらためてその違いを実感することができました。当たり前なんですが、どちらのマシンにも得意なシチュエーションと苦手なシチュエーションがあるんですよね。

たとえばジャンプや高速コーナーではSXシリーズの方が向いてますし、逆にガレ場やロックセクションではEXCシリーズの方が圧倒的にグリップもするし安定しています。僕にはフラットな中低速コーナーも滑り出しの優しい柔らかいサスペンションを持つEXCの方が楽に速く走れたような気がします。いやまあ、違うジャンルのマシンをを較べてどうするんだっていう話なんですが、現実的に2台のマシンを別々に持つのは厳しいですよね。もし僕レベルのファンライダーが1台だけ所有するなら、ナンバーも取れるEXCを買って、林道ツーリングもエンデューロもモトクロスにもこれ一台で! っていう使い方もありだなあと思い始めました。あとは排気量をどれにするか悩ましいですね。予算がなんとかなれば本気で悩んでみたいと思います。

KTM 250/350EXC-F SIXDAYS & 500EXC SIXDAYS


DirtNP ホッパーちゃんのホビーライダーインプレッション

それでは続いてホッパーの初級ライダー目線インプレを……と思ったんですが、ご存知の通りオフロードバイク界隈イチ違いの分からない男な僕ですので、走りがとかサスがとかエンジンがとか細かい話はできません。なので、本当に印象に残ったことだけを書かせてもらいますね。

セルさいこう! セルさいこおおおう!

まず最初に言いたいのは「もうキックとかしてる場合じゃないですよ!」ということ。実は僕、朝の準備が間に合わなくて最初に借りてた2stの150XCに乗ってないんです。後で乗ればいいやー、とか思ってるうちにあっという間に気温も上昇、少し熱中症めいた状態になってしまったこともあって最後まで乗らなかったんですね(KTM Japanさんスイマセン……)。そのせいでエンデューロ・モトクロス試乗会でありながら、一度もキックを踏まないという珍しい経験をしちゃいました。でももうモトクロッサーでのセル一発始動を経験しちゃうとキックには戻れないですよ……。特に身長に余裕の無い人なんかそこで挫けちゃうケースだってあるもんね。2st125の難しさに諦めてたけど4st250の登場でモトクロスに挑戦しようという人が増えたのと同じように、セルがモトクロスの敷居を下げてくれると思った。

アクセルを開けやすい、という性能

肝心のマシンはどうだったかというと、250と350のSX-FとEXC-Fどれもさいこうでした! 現場では「どれがベストか?」ということばかり考えてたんだけど、サスペンションのセッティングやパワーの多い少ないの違いという差はあれど、共通していたのは「アクセルが開けやすい」という点。これは何にも代えがたいポイントだと思います。やっぱ開けるから楽しいんだし、開けるから安定するということもあるし(珍しく一度も転ばなかった)、この部分がネガティブだと低評価に直結しちゃいがちなんだけど、今回乗った4台はどれも素晴らしく扱いやすかった。あとは使う人が自分の使うシチュエーションで判断してSX-FなりEXC-Fを選べばいいんじゃないでしょうか。

まとまらないまとめ

それでも1台選ぶなら? と聞かれたら僕は350EXC-Fと答えます。走った感じでは250EXC-Fが一番自分に合ってそうだなー、と思ったんですが、財布からお金出して買うとなるとやっぱり「350に乗る」という所有感というかプレミアム感に抗えない。きっとたいそう売れるんだろうなーと思います。

動画にもありますが、当日はKTM埼玉の小池田猛や、うず潮レーシング福山の北居良樹池田孝宏らによるデモ走行なども行われました(北居さんにはGoPro HDを付けていただき感謝!)。最後にKTM Japanさん、ありがとうございました。またぜひ呼んでね!


DirtNP STORE(ダートエヌピーストア)

TUFF JUGクイックチャージャー

TUFFJUGオリジナルのスライド式給油ノズルは逆さに持ってもガソリンが出ず、給油口に差し込んで押しつける様にスライドさせる事で初めてガソリンが出ます。また、オートストップ機能付きなので給油口を覗かないでも、満タンになると止まります。給油スピードも本格的なクイックチャージャーにはかないませんが、スムーズなガソリンの流れを生み出す特殊なノズル設計により、ホースなどで給油するよりも圧倒的なスピードを実現。

給油口が小さいKTMやノズルが奥まで入りにくい車両用にはKTMアダプター。給油口が奥まった場所にある、自動車などにも使用できるカーアダプター等のオプションパーツもラインナップしています。

※消防法に適合していませんのでガソリンスタンドでは給油はできません。

【オプション】
・KTMアダプター 価格:1050円(税込)
・カーアダプター 価格:1050円(税込)
・リプレースメントノズル 価格:4620円(税込)


関連サイト:
KTM Japan

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