リザルト: 2011 SCORE Baja 500

Posted by コージー On 6月 - 7 - 2011

並んでゴールしたホンダ勢。その勝敗の行方は?と非常に興味深い結果となったBaja500のリザルト及びレポートのリンクと簡単なまとめをアップです。
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リザルト及び詳細レポートは下記のリンク先でど~ぞ。並んでゴールしたホンダのNorman組(1x)とUdall組(0x)。と言うことは?…Norman組の30秒後にスタートしたUdall組の勝ち、と言う速報を受け、「おぉ~、凄いな~、サンフェリーペに続いて連勝ですか…」と感嘆していたところ、その後のトラッキングチェックでUdall組が違反(ショートカット)をしたという裁定で10分のペナルティ。Norman組のほうが勝ちとなったようです。またしてもトラッキング絡みですか…と、なにやらモヤモヤとした結果となった今年のBaja500でした。
 
問題となったそのショートカットに関してはわずか4~5秒短縮できる程度のラインで、Udallいわく、昨年もそのラインを使ったのに…(なんで今年はダメなの?)と解せない模様。
 
数年前から導入されたトラッキングシステムによる不正行為の監視は個人的には賛成ですが、たとえばオーホスネグロスから国道を使ってエンセナダ方面にショートカットしちゃう、なんてのは論外ですが、プレランの時に良識的な範囲で多少有利なラインを捜したり、視界にとらえるコースの範囲で直感的にこっちのラインのほうが有利だな…という判断をすることも多いレースゆえ、あまりにも厳密に縛られてしまうのはシンドイですね。バーチャルチェックポイントがその箇所に設定されていたと言うことは、主催者側がそこはダメなライン…としてあらかじめ目をつけていたということなのでしょうか。ま~しょうがない。ワハハ…と明るくあきらめましょう。余談ですが、Normanのお父さんがトラッキングをチェックする委員会のメンバーだそうですが、Norman自身もペナルティを課せられたことがあるので私情は関係無さそうです(そりゃそ~だ)。
 
と言うモヤモヤしたお話しはさておき、レースの展開を。まずはNorman組(1x)とUdall組(0x)のそれぞれの担当(走行)区間に興味ありということで下記の通り。
Norman/Codyの1xはNormanがスタートから東の200マイル地点(ボレゴのちょい手前)まで一気に走行。そこからCodyが西の海岸線経由で415マイル地点(オーホスネグロス)まで一気に走行。最後に再びNormanがゴールまで1時間弱ほどの短距離を走ってフィニッシュ、という担当だったようです。Baja500は東と西で分けざるを得ないルートなので必然的にこうなっちゃいますね。興味深いのはUdall組(0x)の担当区間。まずはBajaに精通しているUdallがスタートから100マイル地点(ヌエボジャンクション)まで。そこから新任のKamoがサミットを越えて211マイル地点の国道3号(ボレゴ)まで。Kamoの担当はこの区間のみ。残りは再びUdallがフィニッシュまで一気に走った模様(凄すぎる…)。余談ですが、Kamoは昨年までKTMのファクトリーだったということはご存知のことかと思いますが、KTM側の諸事情により離脱した今季はZip_Ty_Racingに移籍してHare&Houndなどに参戦。なぜそのKamoにお声が掛かったのかは、なにやらZip_Ty_Racingのほうで幸せな状況に置かれていない、という話しを耳にした1x組のCodyCampbellにコンタクトをとり、JCRに合流した模様。1xと0Xのホンダ勢同士のチェイスの模様はかなり興味深いものとなっていますので、興味のある方は下記のリンク先をお読みください。
 
ところで、気になるカワサキ組は?ということで、ホッパーさん経由でいただいたアメホンHさんからの情報によると(ありがとうございます)、60マイル付近でガス欠。そのサポートに向かったチームの車が撤退する時にコースを逆走してしまい、他のレース車と正面衝突しそうになったことが原因で失格になってしまったとのこと。
 
他、Ivan Ramirez組(10X)はファクトリー仕様のKTMを駆り、常勝ホンダ勢に次ぐ3位でフィニッシュ。クラス30の実力者Francisco Septien組(300x)はパンクでタイムロスを喫してクラス2位。クラス60のDonald Lewis組は車に跳ねられたようですが完走。日本からのMurakami/Nakamura組(#259x)とSaito/Arihara組(#256)も完走。おめでとうございます。
 
for more info.
http://www.race-dezert.com/home/colton-and-kamos-baja-500-win-gets-overturned-19184.html
http://www.score-international.com/593/press/Official_Finishers_From_43rd_Tecate_SCORE_Baja_500.aspx
 
事前情報 2011.06.02
2011 SCORE Baja 500 6月4日(土) Ensenada, B.C. Mexico
Live ① Live ② エントリーリスト SCORE JCR Honda HONDA Racing RDC Off-Road.com Dirt Newz DesertRacing TheBajaUnlimited IRC Cycle News DirtBikeMagazine Motorcycle-USA
 
日本時間  現地時間  総距離
2輪 6/4(土) 22:00  6/4(土 )06:00~  約453mile(729km)
4輪 6/4(土) 26:00  6/4(土 )10:00~
 
 
2輪エントリー…言わずもがな、注目はクラス22のホンダ勢となりますが、3月に開催されたSan Felipeに出場したカワサキ組もエントリー。以下、主なライダーをピックアップです。
 
ホンダ…Aチーム(1x)はエースのKendall Normanをファーストライダーに据え、今年のダカールで9位と健闘したベテラン34歳のQuinn Codyと御大Johnny Campbellの3人編成。3月のSan Felipeではラジエターを破損してリタイアしているだけに、この500でリベンジを果たしたいところ。Bチーム(0X)はSan Felipeの覇者Colton Udallをファーストライダーに据え、帰らぬ人となってしまったJeff Kargolaの代役として元KTMファクトリーのDavid Kamoを招集。昨年のHare&Houndランク2位のKamoはデザート系を得意としているだけに、Aチームとの1-2フィニッシュに期待。トップの所要時間は9時間前後と思われ。
 
カワサキ…THRモータースポーツがプライベーターを再集結させてこの500にも出場(2x)。カワサキの研究開発ライダーを務める元チームグリーンのShane EspositoはBITDなどのデザート系を得意とするベテラン。そしてWORCSでもお馴染みのBobby Garrisonと元アメホンのエースだったSteve Hegeveldの強力な布陣。San Felipeでは22分のビハインドで負けているだけに、およそ2倍の距離となるこの500での結果や如何に?
 
KTM…Hare&Houndなどのデザート系にちょこちょこと顔を出している地元エンセナダ出身のIvan Ramirezが同じく地元のBrandon Prietoと組んで出走(10x)。出場経験が豊富なことに加え、庭のような地でもあるこのBajaでの結果に期待。
 
他…クラス30にエントリーしているBajaの常連Francisco Septien組(300x)は総合でも上位に喰い込んでくること必至。クラス60はDonald Lewis組にChuckの伯父Sam Dempseyも加わっているのでちょこっと注目。日本からはスポーツマンクラスにMurakami/Nakamura組(#259x)とSaito/Arihara組(#256)が出場です。
 
コースマップ Course Map.pdf
タイムリミット23時間。ハイウェイ(舗装)区間は約14mile(速度制限60mph)。停止を要求される4つのチェックポイントと36のバーチャルCP。と言うことはさておき、最終的に昨年とほぼ変わらぬルートに変更されましたが、当初、サンタカタリナからヌエボジャンクション経由でサミットへ向かう通常ルートが使用できず、悪路として名高いエリアが迂回路として設定されていたようです。1995年にこの辺りがコースに設定された時は本番の数日前に通行困難との判断が下され、急遽、コース変更となった経緯もあり。そのハード区間に関してはエントラントからの意見具申もあって主催者側が路面を整備したようですが、つい先日の5月31日に昨年のルートの使用許可が地主から下りたようで、通常ルートに変更。一連のゴタゴタは問題解決となったようです。1997年にもマイクススカイランチの門前から延々と続くガレ場の登りが直前になって整備されたこともありますが、2輪はともかく、4輪にとってはスタック渋滞も起こりかねないので、主催者としてはコースの設定・確保に苦労するところですね。と言うことで、総距離はほんの少し短縮されて約453mileで開催される今年のBaja500です。(上図は変更前のマップ)変更箇所の告知は下記URLで。と言っても、傍観者の我々が見ても…っていう資料ですが、下のビデオは4輪トロフィートラック部門の優勝候補B.J.Baldwinのプレラン映像です。
http://www.score-international.com/588/news/Course_Change_Before_Summit.aspx
 
 
 
 
Baja 500 Past Winner Motorcycle
Year   Rider   Makes
2010 Norman, K. / Cody, Q. /Campbell, J.   Honda
2009 Corfman, C. / Smith, C.   Beta
2008 Bell, R. / Norman, K.   Honda
2007 Bell, R. / Norman, K. / Hengeveld, S.   Honda
2006 Bell, R. / Norman, K.   Honda
2005 Childress, M. / McCoy, M.   Honda
2004 Hengeveld, S. / Campbell, J.   Honda
2003 Hengeveld, S. / Campbell, J.   Honda
2002 Hengeveld, S. / Campbell, J.   Honda
2001 Hengeveld, S. / Street, J.   Honda
2000 Street, J. / Hengeveld, S.   Honda
1999 Street, J. / Borstrom, T.   Honda
1998 Campbell, J. / Ogilvie, B.   Honda
1997 Campbell, J. / Ogilvie, B.   Honda
1996 Krause, P. / Davis, T.   Kawasaki
1995 Krause, P. / Smith, C.   Kawasaki
1994 Krause, P. / Hunnicutt Jr. T.   Kawasaki
1993 Hamel, D. / Roeseler, L. / Hunnicutt Jr. T.   Kawasaki
1992 Roeseler, L. / Hunnicut Jr. T. / Krause, P.   Kawasaki
1991 Sweetland, G. / Krause, P.   Kawasaki
1990 Roeseler, L. / LaPorte, D.   Kawasaki
1989 (no motorcycle)  
1988 Ashcraft, D. / Pfeiffer, K.   Yamaha
1987 Roeseler, L. / Hunnicut Jr. T.   Kawasaki
1986 Sweetland, G. / Harden, S.   Husqvarna
1985 Pfeiffer, K. / Harden, S.   Husqvarna
1984 Smith, D. / Ashcraft, D.   Husqvarna
1983 Ashcraft, D.   Husqvarna
1982 Roeseler, L. / Miller, C.   Yamaha
1981 Roeseler, L. / Ogilvie, B.   Yamaha
1980 Ogilvie, B. / Miller, C.   Yamaha
1979 Johnson, J.   Husqvarna
1978 Wallingsford, B. / Harden, S.   Husqvarna
1977 Roeseler, L. / Johnson, J.   Husqvarna
1976 Roeseler, L. / Bakken, A. C.   Husqvarna
1975 Roeseler, L. / Ogilvie, B.   Harley-Davidson
1974 Mayes, M. / Bakken, A. C.   Husqvarna
1973 Utsey, H. / Quade, M.   Husqvarna
1972 Fetty, G. / Silverthorn, B.   Honda
1971 Smith, M. / Roberts, J. N.   Husqvarna
1970 Silverthorn, B. / Fetty, G.   Husqvarna
1969 Douglas, D. / McClurg, J.   Ducati
 

6 Responses to “リザルト: 2011 SCORE Baja 500”

  1. せんせい より:

    「はじゅかしながら 帰国しました」。

    • KK より:

      無事に御帰還、お疲れ様でした~。
      完走おめでとうございま~す。
      またいつの日か、ご一緒できる時を夢見て…。
      ではでは。

      • せんせい より:

        「いつの日か」なんて言わないで行きましょう。
         
        私らの年代だと 夢見てる時間も あまり無いので 行ける状況を作り出して出場しています。 

        さて 来年もその状況を作り出せるか!  では。

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